2013年9月27日金曜日

若者の使い捨て労働が生む、職場の“いじめ”や“排除”

NHK、2012年9月7日放映の特報首都圏「職場を追われる若者たち~急増する“いじめ”や“排除”から首都圏青年ユニオンの神部紅さんの発言。


番組の一部内容を、国家公務員一般労働組合のぶろぐ「すくらむ」から引用させていただきます。
http://ameblo.jp/kokkoippan/entry-11351001740.html
「明日から来なくていい」と、IT企業で何の予告もなく会社を辞めるよう強要されたケースや、気に入らないという理 由だけで望まない部署へ異動させられたケース、経営の苦しい会社側が立場の弱い非正規雇用の若者たちを使い捨てのように扱うケースなどが増えていると言い ます。

 首都圏青年ユニオンの神部紅さんは次のように語ります。

 「この人に辞めてもらってもまた雇えばいい、募集すればいいという企業が増えている

 さらにそうした職場では同僚同士でもいじめや嫌がらせが生まれ安い構図になっていると指摘します。

 「自分がどう解雇されずに生き残るのかというふうに思考がいくのは当然だと思うんですよね。そうすると職場内のチームワークもお互いのことを思いやる気持ちもどんどん削られていき、足の引っ張り合いが起きている」

 職場でのいじめは深刻な心の病を生むまでになっています。

 建設会社で非正規で働いていた26歳の男性。いじめを受けた職場を辞めたあとホームレスとなり、今は支援する NPOのもとに身を寄せています。働いていた建設会社は仕事を受注するため従業員に徹底したコスト削減を求めていました。男性が小さな金具ひとつ無くした だけで罵倒され暴力をふるわれたのです。

 仕事が続けられなくなり、医師の診察を受けたところ、心的外傷後ストレス障害PTSDだと診断されました。今でも職場で暴力をふるわれたときの恐怖が忘れられず、外出することも怖いといいます。

 深刻ないじめが増えるなか、首都圏青年ユニオンでは裁判などの手助けも行っています。しかし、会社と争うことなく泣き寝入りするケースも多いと言います。

 「すでに心や体を壊していて、声をあげて交渉する、裁判に訴える体力や気力もすでに削られている若い労働者もたいへん増えていて、非常に悔しい思いをしています」と語る首都圏青年ユニオンの神部紅さん。

高校の先生にも「偽装請負」、賃金の45%ピンハネ

 教育現場にも、非正規雇用、非常勤教員が広がってしまっています。
この3月、埼玉・深谷正智高校で、非常勤講師が「偽装請負」だったとして、さいたま地裁に提訴しています。

偽装請負:元非常勤講師、教員偽装請負で提訴 「学校から指揮命令」−−さいたま地裁熊谷支部

毎日新聞 2013年3月5日 東京朝刊
http://mainichi.jp/feature/news/20130305ddm041040174000c.html
埼玉県深谷市の私立正智(しょうち)深谷高校(渡辺達治校長)の非常勤講師だった20代の女性が4日、 違法な偽装請負で働かされたとして、同校側などに正規職員としての地位確認と未払い賃金約450万円の支払いを求め、さいたま地裁熊谷支部に提訴した。私 立高校などの教育現場で派遣や請負など非正規で働く教員が増えているが、原告側弁護士によると、偽装請負を巡る提訴は初めて。

 女性は業務請負のため雇用保険など社会保険もなく、イストに学園が支払った年約314万円のうち、受領したのは額面で約172万円。学園とイストは12年 9月、女性の雇用を巡り労働者派遣法違反があったとして東京労働局から是正指導を受けている。女性は「直接雇用の講師と同じ仕事をしているのに偽装請負と いう違法行為で働かされ賃金の45%をピンハネされた。こうした働かされ方が教育の現場に広がることを阻止したい」と話した。

2013年9月26日木曜日

「おかしいことには、おかしいと声を」秋田書店・懸賞水増し事件、解雇撤回で提訴


 9月11日、元社員の29歳女性が、大手出版社の秋田書店に対し、社員としての地位確認と賃金の支払い、パワハラの慰謝料などを求めて、東京地裁に訴えを起こした。
 
 「ブラック・ジャック」が好きで、小さい頃から、マンガ編集者にあこがれて、同社に入社した女性は、配属された女性向け漫画雑誌の読者プレゼントで、実際の景品数よりも、水増しして当選者を掲載する作業を担当した。

 この不正行為を上司に訴えると、「会社にいたかったら上から言われたことを聞き、文句を言わずに仕事をしろ」「他言したら、つぶす」などと、言葉でのパワハラを受けた。
 その結果、適応障害などで、休職に追い込まれた末、逆に「プレゼントを窃取した」などとして懲戒解雇された。

 元女性社員は「秋田書店は、わたし個人に不正水増しという罪をなすりつけて、懲戒解雇を行いました。おかしいことには、おかしいと声を上げます。不正を隠ぺいし、会社ぐるみで読者をだます体質の秋田書店を許すことはできません」と話した。

【資料映像】フジテレビ:秋田書店・懸賞水増し問題 元女性社員、解雇撤回など求め提訴
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00253642.html

2013年9月23日月曜日

10月6日・午後6時半~ブラックな働かせ方を変える作戦会議(仮)@埼玉教育会館



「ブラックな働かせ方を変える作戦会議」(仮)


ゲスト 首都圏青年ユニオン事務局次長
神部 紅(じんぶ・あかい)さん

 どんな職業・働き方でも、誰でも一人でも入れる、若者のための労働組合
 若者の労働相談、貧困支援の活動。
 http://www.seinen-u.org/
 最近、「首都圏学生ユニオン」の立ち上げに活躍。
 クラブカルチャーを守るため風営法改正「Let's DANCE」署名も。

●日時
10月6日(日)午後6時半より9時まで
終了後、交流会を予定

●会場
埼玉教育会館 304会議室 (JR浦和駅西口下車 徒歩10分)
048-832-2551
http://www.sai-kiki.com/kosyukai/saitamakyouikukaikan-chizu.html

●参加費 無料